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(1) 故水島淑子(昭和16年12月卒)先生の遺産受託

故水島淑子(旧姓工藤淑子)先生は昭和16年12月に旧帝国女子医専をご卒業になり、その後結婚され函館で外科医のご主人と病院を開業されておりました。ご主人が昭和62年にお亡くなりになられた後も小児科医を続けていましたが、平成10年頃ご高齢のために廃業しました。
平成14年5月の東邦会総会において北海道支部長のご推薦で東邦会功労賞を受賞された事をきっかけに、ご自身には相続人がいらっしゃらないので全財産を東邦会にとお考えになり弁護士立ち会いのもとに遺言状を作製されました。
平成20年2月18日お亡くなりになり公正証書遺言書に基き、遺言執行人より、資産の受遺者社団法人東邦大学医学部東邦会に遺贈の手続きをする旨通知がありました。
遺産総額は現在不動産の売却処理中で約1億7千万円になります。
水島先輩の東邦会に対するご配慮ご支援およびご遺志深甚の感謝を致したいと存じます。近い内に墓参をしたいと考えています。 東邦会々長 舳松 洋



(2)故水島淑子(昭和19年・9月卒)先生の墓参の記

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平成21年8月 8日(土)札幌市のプリンスホテルで東邦会北海道支部会および薬学部、理学部鶴風会支部会が合同で研修会・懇親会が開催され出席しました。 その帰途、函館に寄り、かねてから懸案であった故水島先生の墓参をいたしました。  8月9日(日)朝、JR函館本線札幌駅午前7時発スーパー北斗2号に乗車、午前10時11分函館駅着。改札口に不動産の売却でお世話になっている川崎 治さんが東邦会の名札を持って出迎えてくれていました。ご挨拶の後、川崎さんの車で柏木町の水島医院跡地に向かいました。現在跡地は整地され、3区画に分割して売りに出され、既に2区画は売却済みで残る1区画に「売地」の札がたっていました。すでに売却された土地には仕切の塀の工事中でした。そこを写真に写し、次に故水島先生のお墓がある東山墓苑に向かいました。墓苑は函館市の北方の丘陵にあり、管理事務所で墓の位置を尋ね、お花とお線香を買い求め、水桶を携え、墓地図で故水島先生のお墓を探し当てました。花崗岩の「水島家の墓」と銘打たれた横長の立派なお墓でした。お花を添え、お線香を立て、打ち水をして合掌、「この度は、水島淑子先輩のご遺産を東邦会にご寄贈賜り誠にありがとうございました、東邦会は水島先輩のご遺志をしっかりと受け止め、われわれ卒業生のため、有益に役立たせていただきます、ありがとうございました」と感謝の意を述べさせていただきました。           合掌