全国支部長会議〜各支部からの報告

 

平成22年7月24日(土)

全国支部長会

司会 星 北斗総務担当理事 (平成元年卒)  それでは時間になりましたのでただ今から平成22年度の支部長報告会議を開催させて頂きます。今回の支部長会の担当は東京多摩支部です。まずは東邦会舳松会長よりお話を頂きます。

舳松 洋会長 (昭和32年卒)

 みなさんこんにちは。今日は全国の支部長会ですが支部の活動があってはじめて本部の運営が円滑にいきます。支部会等の活動の報告を聞き支部の皆様方の活動に感謝をしております。全国の支部会にお招きを頂きましたが、これからも出来る限り参加していきたいと思います。地域で活動しておられる皆様方とお話が出来ることを有益に思っておりますので、支部会を開催される際はお招きしていただけたらと思います。今日はこの後同窓会の設立80周年の記念の祝賀会を開催する運びとなっておりますので、よろしければ祝賀会にも参加をして頂くようお願い申し上げます。東邦会の80年というのは帝国女子医専が昭和5年に第1回生134名が卒業し、その10月に創立者の額田晋先生が会長となり鶴風会を設立されたのがこの同窓会の出発点であり、それから数えて今年はちょうど80年という節目の年になり会を開催することになりました。各支部の報告を頂きながらこの会を始めたいと思います。よろしくお願いします。

各支部の状況報告

秋田県支部

 伊藤晴通(昭和58年卒)  秋田はここの席に来るもの心苦しい状況で、私が色々と忙しくしていて同窓会の開催が出来ていない状態です。今年は是非夏に秋田市で開催しようと思います。学年が途切れたりしている関係もあり数年かけて名簿をしっかりしたものにし、再度会を活発にしていきたいと思います。

山形県支部

 横澤禎二(昭和53年卒)

 昨年11月に山形の支部会を開催いたしました。少しでもより多くの人に集まって頂こうとなにか仕掛けをと考え、山純一(昭和51年卒)先生に山形に来て頂きまして、ご講演頂きながら有意義な会を開催したつもりでしたが、結局集まって頂いた方は例年同様8名でした。新たに1名でも多く集まって頂ける何かがあればと思い、皆様のお話を聞かせて頂こうと思います。

宮城県支部

 鈴木カツ子(昭和45年卒)

 三塚浩四郎先生の後を受けまして今年から支部長に誘って頂きました。どうぞよろしくお願いします。宮城県支部は毎年1回8月に支部会を開いております。今年も8月に予定しておりますので今日の支部長会議と記念パーティーのご報告をしたいと思っております。宮城の支部の会員は現在34名おります。支部会に出てこられる人は固定しており、だいたい10名ぐらいです。みなさま宮城県の各地域でご活躍しておられます。女子医専の頃の先生方はご高齢になり会には参加しませんが、まだ元気な方がたくさんおられます。よろしくおねがいします。

福島県支部

 星 北斗(平成元年卒)

 8月5日に総会の開催を予定しております。来年の研修会を福島県で受けるにあたり少し活動を活発にするということで、数年前の大野病院事件以来先生方の結束力が高まってきており、その勢いで次の研修会を成功させていきたいと思っております。

群馬県支部

 岸 芳正(昭和30年卒)

 福島県の隣の群馬県でございます。来年お集まりがあるということで、何が何でも出ようと思っておりますのでよろしくお願いします。普段さぼってばかりいますが今日は何が何でも出るという事でやって参りました。同窓会創立80周年記念誠におめでとうございます。鶴風会からはじまった東邦会をずっと存続させるために、東邦会も法人化され公益法人、一般法人等に変えていかなければならないという事が96号の東邦ニュースに載っており群馬県で3〜4名の会員に聞いてみたりしました。全国の支部長会の報告を10月に致したいと思います。会長先生にもご出席して頂けたらと思いますが、海老根先生が群馬の出身でございますので10月に先生の都合のつく日に総会を開催したいと思います。その時は先生もご出席及びご講演を頂けたらありがたいです。  以上をもちまして群馬県からのご報告にかえさせて頂きます。

千葉県支部

 深澤規夫(昭和40年卒)

 7月11日(日)支部会を開催し佐倉病院を主体として15名トータルで20数名出席しました。相変わらず常連は決まっておりますが、80周年、記念すべき年を迎えまして我々自身が常に後に継ぐ者を信じる信念で団結していかなければならない事が第一でございます。東邦大学が何で名を挙げるかといったらやはり学問でやらざるを得ない。ともかく集まるということが一番必要だと思います。皆様方と一緒に東邦大学医学部の発展に努力して参りたいと思います。

湘南支部

 伊藤信行(昭和47年卒)

 47年卒の伊藤でございます。昭和50年卒の伊東高仁先生が平成15年以来支部長を続けております。昨年の今頃体調を崩されまして平成5年から続けてまいりました湘南支部の総会が途切れまして困ったと思っておりましたが、今年の春に連絡があり長期に休診するとのことでした。33年卒柏木孝夫先生、支部長経験の48年卒の小林純二郎先生に意見を伺い、若い者を捜してくれないかと頼まれ何人かあたってみたのですが良い返事がもらえず、本日も新しい支部長に出てもらうつもりだったのですが、現時点ではまだ決まっておらず代理で出席した次第です。平成5年から湘南支部の会が続いております。44年卒の長瀬英義先生が立ち上げられ、その後小林先生に支部長をお願いして順調にきておりましたが、平成14年に体調をくずされて、それを期に会長を退き平成15年から逗子の伊東高仁先生できました。約16年間毎年本部先生や教授にお願いしまして25〜30名が参加をしておりましたが昨年、今年続けて開催できない状況になっております。名簿を見ておりますと私より若い先生方もおられますが、皆様の意見を聞かなければわかりませんが、支部長を見つけることが出来ない場合は私が支部長をしても良いのではないかと思っております。よろしくお願いします。

横浜支部

 荻原 泰(昭和56年卒)

 新しく支部長に任命されました56年卒の荻原といいます。昨年6月13日にパンパシフィック横浜ベイホテルで上芝 元(昭和58年卒)先生に講演いただき新入生歓迎会を行いました。秋の10月3日にはインターコンチネンタルホテルにて24回の全国研修会を行い無事成功いたしました。参加者も130名程度と皆様方のご協力に感謝しております。今年も6月19日に役員会を行いまして、新入生歓迎特別講演会を大橋病院脳神経外科教授岩渕教授に脳神経外科におけるカテーテルインターベンションという名目でご講演頂き約40名の参加を頂きました。新入生は9名中5名参加して頂きまして新一年生に青木学長から励ましの言葉を頂き大変盛り上がりました。今年の秋に昨年全国研修会で開催できなかったボーリング大会を予定して支部会としては盛り上がって行きたいと思います。ゴルフの同好会もあり年1回7月の第1日曜日にゴルフコンペを4組前後で行っております。

相模支部

 早川浩市(昭和40年卒)

 40年卒の早川でございます。相模支部は80名前後の会員がおり、会の参加は約1割程度となっております。50年代卒の以降の方の出席がなかなかない状態です。今後は支部会で理事をつくり理事に若い方を任命し出席を促していきたいと思っております。今年は9月に会を予定しております。

石川県支部

 一林 繁(昭和47年卒)

 毎年9月の第1日曜日に支部会を行っております。梅田寛子(昭和25年卒)先生の戦時中の話等の苦労話等を楽しみに聞いております。

福井県支部

 伊部晃裕(昭和55年卒)

 昨年から前任の先生の後を継いでおります。東邦大学の先生方が講演等を含め活躍されているのを遠くで眺めているのが楽しく、ときどき先生方にも福井に来て頂き講演をして頂いております。今後も活躍されることを福井の方で陰ながら祈っております。年に1〜2回みんなで集まっております。

城東支部

 伊藤隆一(昭和55年卒)

 先日小泉寿人(昭和45年卒)先生から引き継ぎました昭和55年卒の伊藤です。城東は8区、江東区、江戸川区、杉並区、葛飾区、足立区、荒川区、豊島区、北区という構成になっております。名簿を見ますと会員数は272名、昭和卒が163名、平成卒が109名となっております。25回目の総会を今年の9月に予定しております。執行部の先生方もご高齢になられまして、支部長を引き継いだこともあり、他の支部の総会等に参加させて頂き勉強させていただいております。メールで行えば通信費も必要ないので、メーリングリストだけでも同窓会の方できちんとして頂ければ情報がリアルタイムに伝わるのではないかと思います。この場をかりてお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

城西支部

 亀井敦行(昭和48年卒)

 48年卒の亀井です。城西支部は目黒区、世田谷区になります。お膝元に大橋病院があります。その関係で会員が400数十名おります。しかしなかなか会に参加して頂くことは少ないので約7年前から同じ大森病院を抱えている城南支部と一緒に合同で行っており今年で7回目となり、来週の土曜日に行う予定になっております。そして1年交代で世話人支部を決めており今回は城南支部に行って頂きます。なかなか会員が集まらないという事から現在は2支部合同で行っておりますが、今後は3、4つの支部あるいは東京全部の合同で行わなければならないような危惧を持っております。

城南支部

 栗川幸子(昭和57年卒)

 51年卒の栗川が代理させて頂きます。先程の亀井先生がお話したとおり年1回去年は7月11日に大橋病院の岩渕 聡先生に脳神経外科の最前線ということでご講演していただきました。26名の出席でした。地域の先生方との連携が非常によく出来ております。大橋病院は脳神経外科や整形や血管外科、循環器の先生方と一緒になって研究を進められているということに非常に感動いたしました。来週は大森病院の消化器内科の石井耕司先生のご講演を予定しております。先日城北支部の有村 章(昭和48年卒)先生のところの会に出席させていただいたときに、東邦大学は経営が非常に上向きになってよい方向に進んでいるということをお聞きしました。同窓会としても大学をバックアップしていきたいと思っております。

城北支部

 有村 章(昭和48年卒)

 48年卒の有村です。城北支部は中野区、杉並区、板橋区、練馬区となっておりまして会員数は約230名です。世話人12〜14人が2、5、6、11月に集まって会合を行っております。6月の最終の土曜日に総会、講演会、懇親会を行っております。出席者は約30名程度で1割強です。総会、講演会が終わった後は毎年会報を出しており今年で26号になりました。大変ですが、会報を出すことで親近感が出ております。先程亀井先生がお話しました東京地区を一つにという案を聞いてはおりましたが城北支部の先生方からは良い返事はされませんでした。名簿を新しく作って欲しいという事がありましたのでその方向でいきたいと思います。去年か一昨年か東邦の卒業生が病気になったときにホットラインをつくって欲しいという事を申し上げて、大森も大橋も作って頂いたのですがいざ作ってみますと利用がなく、支部にも徹底しておられない事もございますので会報に載せて会員の方にお知らせをしていきたいと思います。福島の産婦人科の事件について東邦大学としても話を聞いたりして医療従事者と検察との見解の相違等検証して頂けたらと思います。

多摩支部

 石田哲朗(昭和49年卒)

 49年卒の石田でございます。5年位前に横山隆捷(昭和45年卒)先生の後を継いでおります。あまり活発に行っておりませんが、中央線、京王線、小田急線と離れた線が横に通っている関係上地域は近いようですが横の関係がなかなかつくりにくい。ちょっと集まるにしても簡単そうで意外に難しく、東京地区は大きいので地区を再編して頂き、地区割りを工夫するともう少しみんなが集まる環境ができるかもしれないと思っております。支部会は1年半に1回程度と考えており今年は秋頃までに総会を開きたいと思っております。会員からの意見ですが、入学式と卒業式ぐらいは各科の主任教授一同が介する紹介等をして欲しいとの話がありました。色々なことを地域だけで行っていくという事が難しくなり、若い方は関心も薄く、200名程度声をかけても集まるのは10名程度という状況の中で同窓会のベースとなる支部がどういう活動をしなければならないかということをもう一度考えて欲しい。

奈良県支部

 平井象三(昭和32年卒)

 32年卒の平井でございます。本来次の人に継ぎたいのですが若い人は出入りが多く、また奈良に住んでいても大阪に勤務していたり、その逆の大阪に住んでいて奈良に勤務しているという人が多くなかなか集まりにくい。死亡や異動で減ることはあっても増えることはないというような状況です。2府4県とも同じような状況です。各県単位での同窓会を行いたいが、難しいので2府4県でときどき持ち回りで行っている状況です。昨年は大阪の吉田計夫(昭和35年卒)先生が当番で舳松先生にご足労願い楽しい会を持つ事が出来うれしく思っております。関西で同窓会を開くことが難しく若い人は仕事に引っ張られ同窓会活動がしにくい状況です。東邦大学も医学部に入る方たちが東邦大学を魅力に感じて東邦へ希望して入ってくれるということを願っています。

島根県支部

 吉岡繁治(昭和37年卒)

 会員は現在17名、その内若い先生が昭和61年卒です。今年体調不良で昭和56年卒の先生が閉院されます。今年ご子弟が東邦を受験しましたが残念ながら受かりませんでした。なかなか集まっておりませんので、集まったらいいのではないかと思うのですが、良い案がなかなか浮かばずお知恵を拝借したいと思います。20年ぐらい前に東邦会で研修会を松江で行い150名ぐらいの方が参加され、そのとき初めて名簿を作って全員集合し、東邦会支部の形が出来ました。保険医協会の関係で一般公開の講演会で東邦大学の先生が講演することの告知し講演をして頂きました。7年ぐらい前に昭和40年の卒業生の同門会が松江であり飛び入り参加をさせて頂きました。なるべく関わりを持つように行動をしております。広島支部の高橋先生にお誘いを受けまして広島の会に島根から5名ぐらい参加をさせて頂きました。私事ではございますが、去年8月にWHOとユニセフのBFHの認定を受けまして少しは東邦大学の名前が出ないかと期待をしています。

広島県支部

 高橋 淳(昭和58年卒)

 大谷支部長が所要の為代理の58年卒の高橋です。今年は6月26日にホテルグランヴィア広島にて舳松会長にも出席して頂き広島県支部総会を開催致しました。20名の出席で講演は私が禁煙治療の実際ということで行いました。あまり出席されない先生の広島県支部の年会費の振り込みが少ない状況が続いておりましたので、今年から支部総会の案内に郵便局の振込用紙を同封することにしましたところ例年よりも10名近く多くの先生からの振込を頂きました。今年は3名の新入会員がありました。1名は私の長男できちんと把握しておりましたが他2名は連絡がありませんでしたが偶然にわかりました。平成9年卒の高亀克典先生は尾道市で木曽先生のところに挨拶に行かれてわかりました。平成14年卒新田英昭先生は私の長男が4月から広島大学の血液内科で研修を行ったところそこで勤務しておられてわかりました。2人とも東邦大学の広島県支部の活動等は知りませんでした。帰ってきていただいた先生方に連絡をして頂くのは難しいようで常に支部の先生方にアンテナを張っておいて頂いて連絡をして頂くのが現実的なやり方と考えております。最後になりますが年末に広島県支部の会報の10号に掲載されましたので、本日数部用意してきておりますのでよろしければ持ち帰り頂ければと思います。

山口県支部

 寺園 崇(平成2年卒)

 山口県自体は連絡の取れる先生方ではたまに集まって飲んだりしているのですが、集会として連絡を取っても集まりが悪くいつものメンバーという状況になっております。高橋先生の話をお伺いしまして山口県では県の会費は決まりがなく設定はないのですが、少しでも決まりを作ったりするとモチベーションも違うのかなと思いました。卒業と同時にどこの支部に所属してしまうのか、どこの支部にどう属しているのか本人もわからない状況だと思いますので東邦会としても積極的にそのような把握が出来ればよいのかと思います。

長崎・佐賀県支部

 大塚英徳(昭和40年卒)

 活動はあまりよくありません。諸先生方の話をお聞きしてそれを参考にして佐賀・長崎も活発にしたいと思います。10月ぐらいに予定して活動しようと思います。

宮崎県支部

 藤元秀一郎(昭和59年卒)

 九州では熊本、宮崎がまだ支部がないということで近くでちょこちょこ会ってお茶を飲みながら話をしているようで80周年を期に誰か立ち上げようと女性医師の方から意見が出てきまして、私の嫁がちょうど東邦の卒業で一番年上ということ、女性よりも男性がということから私が引き受けることになりました。まだ、出来たばかりで女性医師だけ集まって教育の問題等話し合っているのですが、みんなあつまっての会は1回だけでございます。今後ともよろしくお願いします。

沖縄県支部

 饒波 剛(昭和36年卒)

 36年卒の饒波でございます。沖縄県は20名の会員がおりまして、その内2名が離島です。宮古島が1名、石垣島が1名。総会を開きますと8名程度の参加です。明るいニュースとしては大城 修(昭和42年卒)先生が地区の医師会長に3年前に就任しました。

青森県支部

 菊池和義(昭和52年卒)

 52年卒の菊池でございます。支部会員は23名、平成の卒業生が4人若い人は帰ってきても連絡もなく、MR等に尋ねてみると他の地にいるといった事があります。毎年8月末に支部総会を行っていましたが、日にちが合わず9月に支部総会を行いたいと思います。2年ぐらい前までは自分の繋がりのある人達を呼んで講演会等を行っておりましたが最近は経済状況が悪くなり、協賛もなく苦しい状況です。支部総会だけはきちんと続けていき皆様と親交を深めていきたいと思っております。

静岡県支部

 鳥居重夫(昭和51年卒)

 研修会の準備等でみんな関心を持ってもらっているのか15名ぐらい参加していただいております。

 研修会の準備の状況ですが観光旅行の天竜下りは補助金でやっておりラストランになるかもしれません。ゴルフはシーサイドカントリーを考えておりましたが、かつらぎカントリーに変更しました。コンペの枠は20名あります。一般の枠が12名ありますので家族等で参加していただきたいと思います。4時頃までには掛川に着くようにしております。観光として100〜150名参加をして頂きたいのですが、現在の状況は50名程度です。よろしくお願いします。


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 東邦会のホームページにメーリングリストがございまして会員の自由な発言ということですが、ほとんど動いておりませんので、何とか動かす方法を考えていきたいと思っております。ご意見として頂戴して活性化していきたいと思います。

 最近ネット等、見てみますと東邦の先生方がかなりネットの質問に答えるといったことがかなりあります。長崎出身の東邦の先生が長崎によく講演に来られていると思います。各県に東邦大学の先生が来られるときは各県にお知らせをして頂いて支部の会員になるべく聞いてもらう等、PRの意味でも教えて頂いたらありがたいです。