支部長会

全国支部長会議〜各支部からの報告

 

平成20年7月19日(土) 午後4時〜

会 長 挨 拶

舳松洋会長(昭和32年卒)   関東地方はようやく梅雨が明けまして、まさに猛暑の日となりましたが、北は北海道から南は沖縄から、まさに全国から支部長にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。   いつも申し上げる通り、支部あっての東邦会でございまして、支部活動が盛んになることが、すなわち東邦会の活動を盛んにすることに繋がって参ります。支部の重要性につきましては、常々認識していることでございまして、いつも多くの支部会にお伺いして、皆様の声を伺っておりますと、まさに母校に対する熱い思いを皆さん方が持っていらっしゃるということをひしひしと感じております。そういう意味においてやはり、母校はすばらしい、評価の高い優秀な母校であるということにならないと地方の支部が恥ずかしい思いをすることになると思います。   今年も国家試験の成績が大変悪うございました。そんなことがあると母校はどうしているのかな…とお話をされるのではないかと思います。いろいろありますけれども、日ごろは皆様のお陰でいろいろなことが順調にいっていますということでございます。   先般は、東邦会の総会がありました。総会にご出席の方はご存知だと思いますが、そこで決議をいたしました。その決議というのは、いま東邦大学の評議員の卒業生の部類が医学部、薬学部、理学部、それから付属の駒場中高、習志野の東邦中高、看護学校という風に同窓会の組織が大きく4つあります。その中から大学の理事が3人まで選出ということで、そうしますと、どこかがお休みをしなければならないことになります。今はその他の卒業生の部類がお休みしていますが、何かことがありますと医学部が休んだりしなければならないこともあります。そういうことで、そういう争いが起こらないように増やしてくれという決議をいたしました。昨日、大学の執行部と我々と懇談する会がありまして、そこで強く申し上げました。そしてもっと卒業生の声をちゃんと聞いて欲しいということも大学に話をしました。   それから毎年地震がありますけれども、去年は新潟、東北にありました。先日宮城でも地震があり、私は早速お電話してお尋ね申し上げました。この度は卒業生の支部の方はどなたも被害が無かったということで安心いたしました。今日も地震がありましたね。津波が来たとか報道していましたけれども、被害が無くてよかったなと思っているところでございます。   短い時間ではございますが、これから各支部からのご報告をいただいて、同窓会の運営の糧として参りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

青森支部

五日市 敬(昭和60年卒)  青森支部は、例年8月に支部会を開催しておりまして、青森市と弘前市で交互に開催地をしております。名簿上は20数名の支部会員がいるのですが、最近は出席される先生方が限られて参りまして、10名以内という感じになっております。毎年ではありませんが、卒業生の先生に講演をお願いして研修会を開いたり、その後懇親会という風に年1回は集まっております。  問題点といいますか、私は昭和60年卒なんですが、私より若い先生方は卒業されてから地元に戻っておられて研修されている先生もおられるようなんですが、なかなか研修先が私どもには分かりませんで、連絡が取れなくて、若い先生方を支部会の集まりにお呼びすることができないということが悩みでございます。

北海道支部

木村  裕(昭和59年卒)  私は北海道に帰って10数年になりますけれども、その間の同窓会の活動というのは活発ではなかったようです。前支部長の先生が支部長の現役のままお亡くなりになり、資料がなく、引き継がれた先生が非常に大変です。  北海道では、医学部単独の同窓会は10何年間かは開いていないようで、3学部合同で2年に1回、薬学部や理学部の卒業生の先生たちと開いていたようです。去年、第9回の3学部合同の同窓会がありまして、その時から私も参加するようになったのですが、北海道の方は女子医専卒が30名くらい、東邦大学になってから40数名で70数名いらっしゃるんですけれども、その中で去年の9月1日に3学部の同窓会が開催されましたが、その時に48名の方が参加してくださいました。これからは毎年開けるかどうかは分かりませんが、力が続くような感じで頑張って集まってもらうようにしたいと思います。  一つ、困ったのはメールを卒業生の方は同窓会名簿しか頼りが無くて、卒業された方とか、北海道に帰っていらっしゃった方とか、直接北海道の大学に席を置かれた方とか住所がはっきり分からなくて、案内を出せないような状態なので、まずは名簿をきちんとしていくにはどうしたらいいか考えたいと思います。それから、非常に同窓会活動に非積極的だった自分を考えて、どうして同窓会の集まりに参加しないかを考えて、逆に積極的に参加してなかったので思い当たる節がいろいろあります。そういうことを解決しながらほぼ休眠状態の会を活発に活動させていきたいと思います。

山形支部

横澤 禎二(昭和53年卒)  山形は、昨年は西川町で山菜を食べながら懇親会というか情報交換というか、そういう会は持ちました。今年は上山でやる予定でおります。ただ、他の先生もおっしゃっていましたようになかなか集まってくださる先生も多くなくて、自分も確かに最初は無理やり入れられたところがあって、強引でも何とか盛り上げてやっていこうとリーダーシップを持ってやっていただけれる方がなかなかおりません。名簿では20人〜30人いらっしゃるんですけれども、集まられるのは10人前後です。3学合同というアイデアもお聞きしましたので、いろいろ相談しながら盛り上がる支部会にしていきたいと思います。少しアイデアを検討させていただきます。

長野支部

武田  毅(昭和57年卒)  長野県の支部は、名簿上は70人くらいおられます。ただ毎年申し上げているのですが、地理的な問題がありまして同窓会等々を開いても、なかなか集まっていただきにくいという難点もございます。  そこで今年は長野から別の場所で同窓会をやります。長野の近くで開業なさっている先生方も去年出ていただきましたので、その先生たちも一緒になって別のところに行けたらと思っております。場所を変えてやろうかと考えているところです。

新潟支部

金子 耕三(昭和36年卒)  昨年度は地震に際しまして丁重なお見舞いをいただきましてありがとうございます。早速現地で開業されている先輩後輩の先生方に分配させていただきまして、非常に丁重なご返事をいただいております。残念ながら、4人開業の先生がおられるんですけれども、2人とも地震を契機に廃業という状態になりまして、一軒の先生はたまたま尋ねて行ったんですけれども本人不在で、隣のうちが火事にあたりまして、うちを出られたという状況で、現在もケアハウスに入っておられるという噂を聞いております。2〜3日後に僕自身が電話を差し上げたんですけれども、当人が電話で被害は大したこと無いよというご返事を頂いた先生も1週間後に病院に来まして、「実際はひどかった、後で気がついたら壁がみんなだめになってたと」いうご報告がありまして、地震体験の経験上のことから申しますと状況をいかに把握するかが難しくて、普段、会があっても出席いただかない先生方のところに直接お電話を差し上げてもなかなか上手く行かないという状況がありまして、この辺が国もなかなか上手く行っていないのに、我々が上手く行くことはないだろうと思うのですが、たまたま今回は私が住んでいるところの1時間位の距離のところですから、尋ねていっていろいろな情報を取ってきたというのが実情であります。  地震の話はこれくらいにしまして、支部の状況でございますけれども、6月1日に支部会を開催いたしまして、大体2年に1度の予定でおります。当初10人以上の出席の予定をいただいたので、今年は二桁になるかと喜んでいましたが当日のお断りがありまして、9名の出席しかいただけませんでした。主な議題は、地震のこともあったんですけれども、理学部の支部長の先生から強行に電話が入りまして、薬学部と医学部を含めた3学部合同の会を開催したいというような申し入れがありまして、それをどういう風にすべきかということで打ち合わせをしたわけでございます。  結論から申しますと、10月15日に第1回の会を開こうかということになりまして、理学部の支部長の先生の近くの先生に全部一任いたしまして、担当の係りとして決めてあります。まだ具体的な報告は来ていませんので、詳細は分かりません。会の時の状況からいたしますと、私たちの年代は薬学部・理学部と繋がりがあって、一緒に寮生活をしたような記憶があるんですけれども、今の若い先生たちは習志野ってどこにあるんですかっていう方もいまして、受けなくていいんじゃないの、という意見もあったような記憶がありますが、今年はやってみようということになりました。  どこの状況を聞きましても一桁しか出席がないという意見も聞いております。他に特別な大きな問題は起きておりませんでした。以上です。

群馬支部

岸  芳正(昭和30年卒)  名簿によりますと67名ということでございますけれども、今日の支部長会の報告をいただいて、それをこの秋に総会を開きたいと思います。  60名といっても、20名は大先輩、平成の卒業の人たちが20名くらい、その間に20名で、3つの層に分かれています。また、この秋に総会を開いて今日の報告をしたいと思います。それと同時に今日、海老根先生がお見えになってないですけれども、海老根先生のご講演をいただけたらと思います。  いずれにいたしましても、支部としてはっきりした活動をしておりませんので、これから一生懸命努力したいと思います。表を見ますと北関東の出席がいつも私だけなので、栃木県あるいは茨城県も働きかけたいと思います。以上申し上げまして報告にかえさせていただきます。

千葉支部

深沢 規夫(昭和40年卒)  私は、津田沼の北口の前で主に企業の方に出て勤務をしておりました関係で、開業いたしましたのは昭和48年です。船橋医師会に入りまして役員をさせていただいて副会長を6年務めておりました。  私どもの会員は406名、その中で佐倉病院の会員が多いので、そのような人数になりますが、継続はさせていただいております。6月1日に千葉県支部総会を開催いたしました。改めて舳松会長にお出でいただきましたことをこの場で御礼申し上げます。  大変活気に満ちておりまして、皆さんやる気がある方です。新入生13名(医学部に入られた方が13名)、卒業生が13名ということで26名に来て頂きたかったのですが、招待状は出しましたが一人もこられなくて残念です。私の不徳のいたすところですが、東邦の先生が医師会などで役員をしていただきますと私も勇気百倍でございます。  今度、私どもの業務といたしましては、東京小児養育病院に前会長の島田先生が発案をいただきまして、これを実現させたいと思います。私事でございますが第二の学問として産業医学を勉強してておりまして、継続は力です。また、よき仲間を持つ、よき師を持つことが大切です。今度私の津田沼のすぐそばで大橋病院で教員をされていた神経内科の栗原先生ほか、千葉大学の先生、ちょうど退官された先生3人でもって「神経内科津田沼」というところをオープンされました。栗原先生には名誉会員になっていただきました。  東邦医大の先輩、先生方、後輩など、極力、卒業生の方に医師会で学術の発表をできるだけしていただきたいと個人的には思います。少数精鋭ですが、できるだけ多く卒業生を集めたいと思います。執行部の先生、また今日お集まりの支部長と一緒に私も頑張らなければと思います。

城西支部

 亀井 敦行(昭和48年卒)  城西支部というのは東京の目黒区と世田谷区を居住とした地区です。現在会員は四百数十名おります。そして、大田品川の方で城南支部というのがあるのですが、5年前から城南と城西と一緒に支部総会を開き、今年は5回目になります。7月5日に支部総会をして40数名の方が参加しました。ただ、両方の会員を合わせて1000名超えますので、出席率としては非常に少ない、数%ということになります。今後それがもう少し合同でやって支部会員の皆さんの参加を期待し、いろいろな案を考えたいと思います。

城北支部

 有村  章(昭和48年卒)  練馬、板橋、中野と杉並が城北に入っています。会員は250名弱ですけれども、どこの会も同じように卒業された先生、子育ての先生(自分のお嬢さん、息子さんが大学を入学されるまでの間)は同窓会の支部に参加が少ないのが現実です。  そういう先生たちをどうやって取り込んでいくかっていうのかは頭の痛い問題だと思います。先程国家試験の話が出ましたけれども、当然、国家試験というのは皆興味を持って自分の母校はどうかを見ています。今年は昭和53年以来悪かったと聞いておりますので、その辺を何とかしていただければと思います。  昨年から私も支部の仕事をしていますが、総会を6月27日に開催し、総会の案内を出した時に、自分は廃業したとか、付き添いがないと歩けないとか、週3回午前中のみ働いていますとか返事が来ていました。入院していますとか、歩けませんという先生方は自分たちの大学とどういう関わりをもって、自分たちの医療を受けられているか、まさしく何も受けていらっしゃらないと思います。  ぜひ声を大にして言いたいのは、同窓生の医療相談窓口を作っていただいて、経済的な医療相談とか、入院とか、病気のこと、入院も含めて窓口を作っていただきたいのが私の願いです。  東京だからそういうことが言えるのであって、地方の先生方はそんなことは関東だけの意見じゃないかといわれるかもしれませんが、それを承知の上で申し上げているのでございますので、ぜひ高齢化社会に自分を含めてすぐ到達すると思いますので、医療相談窓口を東邦会で作っていただいて、大学病院にコンタクトをとって案内するとか、なんらかのシステマティックなものを作っていかないと同窓生として安心して年を取れないんじゃないかと思います。ぜひその点をお願いしたいと思います。

城東支部

 小泉 壽人(昭和45年卒)  まず昨年城東支部が担当しました東邦会研修会が本部の先生方、または諸先生のお陰で無事終了しました。ここでお礼申し上げます。  城東支部ですが、今年1年は特に変わったことはございませんでした。例年9月に総会を開きますけれども、このところ20数名でやや寂しい感じです。  昨年の会でもお話したのですが、私の葛飾区では同窓生が36名おります。10年くらい前から勝手に葛飾東邦会と名前をつけまして、3〜4か月に1回集まって、ちょっと一杯飲もうということでいまだにやっております。最近は10人くらい集まって、今度は江戸川区の先生も一緒にやろうということで、9月に江戸川区とやってみようと思っております。  少しでも自分の周りからでも人数を増やしていって、活発な同窓会活動が出来るように頑張っていきたいと思っております。

福島支部

 星  北斗(平成01年卒)  私の支部は60名ほどの会員の方がいらっしゃるはずなんですが、なかなか連絡がつかないのが正直なところございまして、葉書を出しても返事が来ない、手紙を出しても返事が無い、生きているのか分からないという人も中にはいらっしゃって、何をやるにも難しい状況でしたが、前回大野事件の加藤被告についての義援金を集めようということで古い話ですが18年9月に約89万円集まりまして、手渡しをした、その辺から少し何かしようじゃないかという機運なって参りました。  今年の総会は6月に行いまして、実際の参加者は9人でした。やはり、場所が広くて、郡山近辺の先生しかお集まりいただけないということでございました。この場で役員の改選、それから長く懸案になっておりました支部会の会則を作りました。年度の決算報告をしまして、私が支部長ということにさせていただいております。  同窓会活動というのはどういう風に勧めていけばいいのかというのは、私も暗中模索でございますし、若いということで元気だけが取り柄で、先生方にはどんどん声を掛けて、各地でいろんな催しが出来たらいいなと思いますが、ご高齢の方が多くて、実際に仕事をしている先生方は忙しいということで、人を集めるのが大変でございます。  ただ地の利を生かして、郡山という所は県の中では中心地になりますのでなんとか一人でも多くの先生がお集まりいただけるように組織をしていきたいと思っております。今、県医師会、郡山の医師会、日本医師会の代議員をさせていただいておりまして、個人的には大変忙しいつもりなんですが、他の先生はもっとお忙しくて私が引き受けることになりまして、今回初めて参加させていただきました、今後もよろしくお願いいたします。

広島支部

 高橋  淳(昭和58年卒)  大谷支部長代理で出席させていただきました。去年この会に出席させていただきまして、地方で支部総会がなかなか開催できないという話しをお聞きしまして、広島県は毎年東邦大学から講師に来ていただいて支部総会を開催しているものですから、まず広島支部会で相談しまして、中国5県に広げてはどうだろうと提案しました。  島根、鳥取、山口、岡山の先生に相談しましたところ、それはいいんじゃないかと、試験的に1回やってみようということで今年の6月14日、中国5県の合同支部総会を広島で開催しました。東邦会からは舳松会長、森下副会長も出席して頂きまして、ありがとうございました。島根県からは吉岡支部長を始め5名、山口からは寺園支部長始め3名、岡山からは2名、鳥取からはご出席いただけませんでしたけれども、広島県から21名が出席して、合同の支部総会を開催しました。  東邦大学の東洋医学科の三浦教授に講演をいただいております。懇親会に入りましてはニコの演奏があったり、酒が入って少し砕けたお話もあって楽しんでいただけました。5県で集まりますと同級生も集まる可能性が高くなりますし、クラブの先輩後輩も集まる可能性が高くなりまして、非常に楽しい時間が持てたと思います。  やはり時間的な近さですね、新幹線で繋がっているところは良く来ていただけますし、山陰の方は、島根は比較的広島に近いですが、鳥取は距離がありますので、どうしてもご出席が難しくなってしまうと感じました。  あと、広島県支部は毎年会報を作っておりまして、昨年の年末に出した会報ですが、今日何部か持ってきておりますので、よろしければお持ち帰りいただければと思います。これにもありますが、ゴルフが年2回10名程度集まってやっております。比較的活動としては良くやっているかなと思います。以上です。

山口支部

 寺園  崇(平成02年卒)  いつも来て頭を下げて謝ってばっかりで申し訳ないのですが、今回は広島の先生方にご努力をいただいて合同ということでやっていただいたのですが、私の連絡の取りようが悪くて参加の人数が少なくて、山口からですと本当はもう少し広島に行かなければいけないと反省しているところでございます。仲のいいものだけ集まって飲んだりする時は結構集まるのですが、支部会となると皆さんに連絡しなくてはと思いつつ、なかなか連絡が取れないことが多く、今回はと思い、名簿の端から連絡するのですが、電話に出ていただいてご本人が多分出られているんでしょうけれども、話が全くちんぷんかんぷんで何人かお掛けしてちょっと萎えちゃったりしています。真面目に連絡を取り合わなければと思っております。毎回同じ反省で申し訳ございません。

沖縄支部

 饒波  剛(昭和36年卒)  沖縄県は会員が20名でございます。最近高齢のためにお二人の方が診療所を閉めておられます。女子医専の卒業生でございまして高齢でございます。  去年、東邦会沖縄県支部の会則を作りまして、会則に名簿を付けまして会員に配りました。年会費を1万円としたんですけれども、今年になって総会で1万円は高いんじゃないかということになりまして、5千円と値下げになったわけでございます。77歳以上は年会費免除ということにしました。  沖縄県では地理的に遠いんですが、最近は交通の便が非常によくなったと共に学術講演会が目白押しなんですね。それで我々県支部が講師をお呼びするという雰囲気ではなくなっちゃったんですよね。年に1度の総会は新年会と一緒でございますけれども、今年も頑張ろうという気持ちで新年会をやっています。そういう感じでございます。

島根支部

 吉岡 繁治(昭和37年卒)  島根県は前にもお話したと思いますが、松江で研修会をやったときに初めて山陰で研修会をやらせて頂いた時に名簿をつくりまして、会員が20数名だったと思うのですが、名簿が初めてできまして支部会らしき格好がその時にできました。その後、年配の鶴風会の先生方が減ってきまして、現在19名が島根の会員だと思います。  先程、高橋先生がおっしゃいました広島で合同の支部会をしたときに名簿を島根県の会員に送りまして、名簿から漏れている人、要望がありましたら送ってくださいと往復はがきを出したのですが、全然追加がありませんので、段々減ってきているのかなと思っております。  先程申しました研修会で支部が出来てからたまに支部会をします。一昨年は薬学部の公立病院に勤めていらっしゃる先生が3〜4人いらっしゃるので、14〜15人集まって初めて薬学部の先生と会が出来ました。何しろ島根県というのは東と西に細長いので、必ず誰かが夕方か夜に会をやると3分の1の先生は泊まらなきゃならないんですよね。現役バリバリの先生は出にくいということになるのですが、一昨年は結構集まっていただきました。  議題というのは、貯金通帳に全部書き込みまして、収支決算報告代わりに見せるのをたまに集まったときにしているだけです。その時の話題というのは、やはり二世の、今年うちの息子、娘が東邦大学に入ったとか入れなかったとか時々出てくるのが話題ですね。二世が東邦大学に入っている率はあんまり多くないんじゃないかと思います。  それから先月、広島で合同会をやったんですけれども、私は岡山回って広島に行くのですが、西の先生方はみんな車で、後4人来たんですけれども私以外は全員車で来まして、松江へ出てくるより広島のほうが近かったとか、便利が良かったという先生方もいらっしゃいましたので、地の利のことがありますから、広島でやるのも住んでいる方の地域によっては行き易いのかなと思います。いろいろ近県のお話が聞けまして良かったと思います。島根県で集まれないっていうのは、地域的な問題をいつも言うんですけれども、人数が少なくなったから却って集まり易いのかなと思いますが、残念なのは高齢化ですね。若い先生が名簿を見ても平成が一人もいませんから、若い人の補給が望ましいのかなと思います。

舳松会長(岡山支部代理)  岡山の木村先生が急遽出られなくなったということで、読ませていただきます。 “本日の東邦会支部長会に出席の返事を出し、その予定でいましたが、突然所用が入り、出席できなくなりました。申し訳ありません。同時に大変残念に思っています。  岡山県支部の会員は22人で、年に1回会合を開いており、毎年の参加者は6〜7人です。昨年は昭和17年卒業の小川富美先生が参加されました。  東邦大学創立者の額田豊、晋先生のご母堂宇多様の胸像が東邦大学本館の入り口にあります。宇多様のお墓は、岡山県瀬戸内市の長船町飯井にあります。さて、岡山県ではかねて宇多様始め額田家ご先祖墓所に豊、晋先生が東邦大学を創立したという額田家の碑を建設すべく準備を進めてまいりました。墓所は少し山に入った場所にあるために人目につく道路側が良いと思い、50坪の土地買収を企画していました。今一歩のところで買収が暗礁に乗り上げて不可能になりました。ここまで約1年を要しました。そこで道路側の建設を諦め、墓所の中に建設を計画しました。せっかく東邦会から建設費をご寄付いただけることになっていますが、いまだに見積もりを提出できていません。必ず近日中に作成をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  個人的な事情ですが、この4月に岡山県医師会理事を拝命いたしました。診療時間が短く短縮しましたが、なお臨時の休診をする日もあり、患者さんは減りました。突然所用が入り、予定していた診療をキャンセルせざる得ないこともあります。この度は申し訳ありませんでした。次回には極力出席いたします。岡山県支部長52年卒木村丹”  この墓所の…、東邦大学の広報誌ですけれども、最近出た木村先生が顕彰碑を作っているということが載っています。なぜ載ったかと言いますと、額田豊先生の37回忌があったんですね。それで大学の執行部が出席されまして、その話が出たということが載っていました。以上、ご報告申し上げます。

石川支部

 一林  繁(昭和47年卒)  毎年9月の初めか8月の末に支部会をやっております。昨年は5人、その前は8人。今年も9月に予定しております。  名簿に間違いが少しあるのではないかと思います。少し名簿の整理をしたいと思います。

福井支部

 伊部 晃裕(昭和55年卒)  今回、私初めての出席ということで分からないこともありますけれども、まず簡単に福井県支部の現況を報告させていただきます。会員数は16名ですけれども、実働は6〜7名で集まっております。ただし、この6〜7名は卒業年度が近いので、大体6〜7名で年に2回くらいは必ず集まって、現状の医療界の厳しさについて、みんなで意見を言い合ったり、ストレスを解消するようなことで、会としては非常に楽しくやらせていただいております。  また今年度、お知らせがいっているかと思いますが、東邦会の研修会を福井で開催させていただくことになりました。10月4日予定でおります。これにおきまして、会員で今年は3回ほど集まりまして、どういうことをやろうかということを決めながら、今回先生方にお知らせすることができました。ただ人数が少ないので、先生方に満足していただけるような会ができるかどうか非常に不安ですけれども、福井といいますと、海のもの、魚が美味しいということを自負しておりまして、食事を考えながら、少しでも美味しいものを先生方に食べていただけるかなと思っております。近年の燃料費問題で休漁とかになりますと、美味しいお魚が食べられないことになると不安ですが、できる限りやらせていただきたいと思っております。  皆様に福井の良さを知ってもらうといってもなかなか無いのですが、たまたま地元では、今年は継体天皇、現在の皇室の祖といわれている天皇が、もともと越前地方に勢力を張った豪族で、皇室と血縁関係があるということで、一度途絶えた天皇家の後を越の国から大和まで勢力を伸ばして時間を掛けながら継体天皇を即位されたということがありまして、地元では天皇即位1500年ということで盛り上がっておりまして…。そういうことも知っていただきたいと思いまして講演会を開催させていただきました。例年は2演題ということですが、学術的なことは難しくて、1演題でご用意させていただきたいと思います。その分、料理の方に集中してまわして、皆様に喜んでいただけたらなと思います。10月4日には先生方皆さんご参加いただきまして、盛り上げていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。

三重支部

 林   毅(平成07年卒)  三重県支部は28人の名簿の中でも、やはり音信不通になっている方もいて、実際65歳で区切ると10人もいないくらいな状況で、私が出席させて頂いたときは、関西と東海地区と合同で舳松先生にも来て頂きましたが、その時に行かせていただきました。  その頃は研修医でしたけれども、野呂先生も苦労されてて、京都へ連れて行っていただいて楽しい思いをさせていただいたのを覚えています。  まだ同窓会の方はさらなる発展をしていっていただければと思います。またこれを機会に僕も頑張っていきたいと思います。

湘南支部

 伊東 高仁(昭和50年卒)  私どもは年に1回の支部会の時に講演会と懇親会をやっています。今年も先週の土曜日に藤沢でしました。その時は17人の先生にご出席いただきました。講師として大森病院の五十嵐先生に膵胆嚢疾患のお話をしていただきました。  名簿を見ますと、150人くらいいるのですが、その中に今年卒業した研修医、現在病院勤務の先生方50〜60人いまして、またご高齢の先生方もいまして、実際に出席できる先生方は60人くらいで、その中で毎年やるものですから懇親会を主体にやっています。  要望としては、東邦会ニュースに学内の事情というか、学生向けのニュースがございますね、そういうのが掲載されているので学内の事情というのは、ある程度東邦会ニュースで分かるのですが、もっと積極的に学生さんを掲載していただけると東邦会の同窓会のニュースでも学内のことがわかることがあって役に立つと思います。

相模支部

 早川 浩市(昭和40年卒)  相模支部は会員80数名になっています。  毎年1回、大体一年に1回支部会を開いています。前回も森下先生にご臨席いただきました。人数が80数名いながら、10名以内の出席で、昭和30年代、40年代の先生はいらっしゃるんですが、それ以降の50年以降の先生はなかなか出席できなくて、支部に対する帰属意識が希薄になっているんじゃないかと心配しています。そういう点については、東邦会ニュースでも支部会の参加について触れていただければと思っています。  支部は、去年1年間物故者も出ませんで、変わったことはありません。今年は9月に支部会を行いますので、本部にも連絡しますのでよろしくお願いします。

横浜支部

 荒井 一歩(昭和54年卒)  横浜は年に2回、春に支部総会、新入生歓迎会を同日にやっています。秋には学術講演会と大きく2つやっております。今年の6月21日に行いました。学術講演会には産婦人科の森田大森病院教授をお招きして行いました。それから懇親会、新入生歓迎会には伊藤理事長、学長、舳松会長、山大森病院長、甲田大橋病院長が参加してくださいました。それから3組の新入生の家族が来ていただきまして、お祝いしました。  同窓会をどのように活発にしたら良いかという案が下の方から出まして、54年卒の副会長の大西清先生を中心となりまして、会員に同窓会活動のアンケートをやっていただきました。  その結果、ゴルフ部、ボーリング部、グルメ部、旅行部と4つの同好会が出来上がりまして、7月にはゴルフが昭和56年卒の川崎先生が部長になりまして、今月第1回のゴルフ大会が行われます。ボーリングの方は昭和54年卒の松井一雄先生が部長になられまして、7月にやはり第1回が行われました。ボーリングは2,3ヶ月に1回やりたいという話です。グルメ、旅行の方は立ち上がったばかりで、実際の行動には移されておりません。横浜の会員は多くて、下の方は流動的で、1年くらいしか横浜に住んでいない人もいます。高齢の先生も多いんですね。高齢の先生から診療を閉めましたとか、歩行が難しいという手紙をいただきます。先程、有村先生がおっしゃったような同窓会でどのようにそのような先生と関わっていくのか、そのようなことも考えていただきたいと思います。  福井の方には、横浜の人間が興味を持っているのが大勢伺いたいと思いますので、伊部先生、よろしくお願いします。

長崎支部

 大塚 英徳(昭和40年卒)  毎年来ているんですけれども、長崎・佐賀というのはなかなか活動が難しくて、なんとか支部を盛り上げようと思っているのですが、なかなか関心が薄いので…。今年は何とかしようと思っています。よろしくお願いします。

山梨支部

 斎藤 義昭(昭和51年卒)  私どもの支部は全員が34名ということで比較的少人数で、アクセスがいいのでまとまりがいい支部じゃないかと思います。  41年卒の井上利男先生がかなり頑張っていまして、いろいろ面倒を見てくれまして、上手くいっておりました。4〜5年前に一度研修会をやりまして、その時に非常にまとまりまして、小さい支部で何とか研修会をやろうということで九州の方に見に行ったりして、無事に出来たということで、みんな満足したことがあります。  ただ最近はだれてきちゃったというか、少しまとまりがなくなってきたようで、集まりが少なくなっていますけれども、昨年度から私が支部長になりまして、何とかみんなで集まるために面白いことをやろうと考えまして、今年は先週の土曜日に薬学部との合同の同窓会をやりまして、大橋病院の前谷教授をお呼びしまして、消化管の話とか、大橋病院がどういう風になっているのかということで、診療院コースはあるのかどうかとか話をいただきました。私も支部長になったからには何か面白いことをやろうと考えております。  一つは、大学の先生方をお呼びして、いろんなお話を聞いたり、あるいは幹部の先生、理事長先生とか来て頂けるんだったら、ぜひ来て頂いて大学はどういう風に行くんだ、東邦大学はどういうところに向かっているんだ、というのをお話いただきたいと思いますし、比較的同窓生は興味を持っているんじゃないかと思いますし…。また二代目が入っている先生も何人かいらっしゃるので、東邦大学の動向については興味を持っていますので、ぜひお願いしたいと思います。  それから、海老根先生の後輩なんですけれども、今年研修会をやるということで研修会への参加旅行をしようかなと考えております。今年は難しいかもしれませんけれども、そういうことも考えて、まとまりのある会にしていきたいと思っています。以上です。

宮城支部

 三塚浩四郎(昭和40年卒)  先だっての岩手・宮城内陸地震の際には、本部の方からお見舞いの電話をいただきました。私の知る範囲では、特に会員で大きな被害をこうむった方はおられなかったので、その辺をお伝えしておきました。今日の昼に、仕事中にグラグラと来まして、大変驚きました。今年は地震に見舞われるのかと怖い思いをしております。  支部活動としては、年に1回集まって懇親をしておりますが、今年は8月くらいにやろうかなと思っています。例年大体決まったメンバーで10人前後集まればいいかなという感じで、何とか改革したいとは思っているのですが、なかなか思うように事が運んでくれません。工夫が足りないのかもしれませんけれども…。これからも少しずつ若手を引っ張り込んで。私も支部長で20年くらい経つのではないかと思いますので、誰かに代わりたいと思いますが、なかなか後輩もあっちが具合悪い、こっちが具合悪いという人が増えてきまして、私はまだまだ元気なのでいまだにやっております。今後ともよろしくお願いします。

城南支部

 萩澤 雅子(昭和32年卒) (岩田支部長代理)  城南支部は大学に最も近いものですから、人数的には非常に多くて500人以上いらっしゃると思います。その中に平成の方もたくさんいらっしゃるんですけれども、集まることになりますと連絡してみてもなかなか流動性があるといいますか、実家に帰られた方とか、病院が代わったとか、ということが多くて連絡が取れません。でも、大学に一番近いものですから、会を開く時には非常に便利で、大学もお借りすることが出来ますし、便利なところだと思っております。大学に近いわけで皆さんに申し付けいただきまして、なるべく動いていきたいと思います。  城南地区で変わったことといいますと、先輩の先生で一人暮らしの方がいらっしゃいます。もうお仕事もあまりできないような状態の人は、現役の我々でご面倒を見てあげようかという話も出ております。その場合に、その先生方のプライドを傷つけないようにお邪魔して、近況を見て来たり…ということをやろうかなというのですが、非常に遠慮深くて、難しいことでして…。通ったついでに寄ったとか、そのようにして一人で苦しまないようやることを少しずつやっております。他は、岩田先生は非常に良くやる方ですから城南地区は仲良くやっております。今回は東邦会を福井の先生がやってくださるそうで皆さんで楽しみにしております。よろしくお願いします。以上です。

塚原敏弘理事(昭和38年卒)  名簿作成の件、個人情報になりますので、先生方に確認のおハガキがいっています。もしもおハガキがいかない方がございましたら、是非東邦会に言っていただければと思います。名簿は、例えば返却されてきた場合にお名前だけのこって何にもないとなると思いますが、ご了承いただきたいと思います。何かございましたら東邦会に言っていただければ出来るだけ対応いたしますので、よろしくお願いします。

美島利通理事(昭和35年卒)  名簿は本部のコンピュータで支部別に出きるので、是非欲しかったら本部の方に連絡していただければ、今度新しく名簿を作っていますので、欲しかったら本部の方に申し込んでください。

舳松会長  ただいま各支部からお話をいただきました。伺った中で2〜3点お答えをしなきゃいけないかなと思います。  まず、福岡の支部で薬学部、理学部を含めた合同の支部会で、それが皆さんが集まる一つの手立てだと思いますが、東邦会はご承知のように社団法人でありまして、社団法人で支部というのは都道府県にあるということで、支部に対しての本部からのいろいろな連絡、支部会をどこで、いつやっているかを把握をするように文科省から指導をいただいています。一緒にやるけれども、東邦会の支部会は支部会だという認識の下にやっていただきたいと思います。支部の集まりが悪い場合は、いろいろお話がありましたように5県の合同支部会とか周辺の支部を集めて、東邦会の支部会ということでやっていくことが好ましいと私は思います。  それから、お年寄りや先輩方の福祉の問題ですね。これは東邦会にも厚生福祉という部門がありますので、今後はその中でいろいろ検討して参りたいと思います。一番問題なのは、病気になった時、母校ですぐに入院させてくれないかとか、そういう要望は私も一杯聞いています。病院の中に地域連携窓口もあるのですが、そういう時は病院長に話が来まして、院長室に言ってくれ、何とかするから、ということになっていると思いますけれども。上手くいっているか分かりません。卒業生だけでも優先すると周辺の医師会の患者さんとかもいろいろいるわけで、卒業生だけを特別扱いするのは…。今後は先輩の面倒を見るということも厚生福祉の中で検討して参りたいと思います。  それから、研修会は福井でやっていただきますが、その次の研修会は山口県でやっていただくことでお話していましたが、横浜も開港150周年ということでやらせて欲しいということです。後で話し合ってください。よろしくお願いいたします。私が感じたことは以上です。

美島理事  先程、学生さんのニュースが欲しいということがありましたので、東邦NOWという大学が出している雑誌がありますが、それは一部の希望者にしか行っていないと思うので、内容の一部を東邦会ニュースに載せていただけたらと思います。